強いとか弱いとか。
よくわからないけれど。
強いふりが上手であるか否か。
弱いふりが上手であるか否か。
そういうことなのかもしれない。

私も以前はそうだった。
自分が少しでも傷つかないために
強いふりをする。
弱いふりをする。
そうやってごまかし続けると心に贅肉がついて
ぶよんぶよんになってしまう。
だんだんと自分の芯が見えなくなっていく。
いろんなものにまみれて絡めとられて
自分がわからなくなっていく。
自業自得。

Ｋに会って付き合うようになって
ふりをすることはなくなった。
自然に、自分のままでいられるようになった。
好きな人の前にいる自分を好きでいられる幸せ。
なにものにもかえがたい。
好きな人が好きでいてくれる自分を
好きでいないでどうする。
（ちょっとわかりにくいか・・・）
とはいえ、無理に自分を好きでいることはできなくて。
好きな人の気持ちや言葉で少しずつ
自分の中に築き上げられていくもの、か。

自分の思い通りにしたいわけじゃない。
相手の思い通りにされたいわけじゃない。
お互いの気持ちが重なることが
心地よくて幸せを感じる。
素直に好きな人のそばにいたいだけ。
そうして今、Ｋのそばにいる。
これ以上のことはない。
そこに理屈はない。

そばにおいてくれてありがとう。